1996-11-12 第138回国会 参議院 労働委員会 第1号
授産科目は、ござの作成などを行う花莚製造科、剣逆の面、胴などをつくる武道具製作科、希望の星ホンダの委託作業を行う自動車部品科の三科がございます。しかし、花莚製造科と武道具製作科の仕事が極端に減っているため、授産科目の見直しか大きな課題になっております。
授産科目は、ござの作成などを行う花莚製造科、剣逆の面、胴などをつくる武道具製作科、希望の星ホンダの委託作業を行う自動車部品科の三科がございます。しかし、花莚製造科と武道具製作科の仕事が極端に減っているため、授産科目の見直しか大きな課題になっております。
重度身体障害者授産施設「熊本県くすのき園」は、定員五十名で、花莚製造と武道具製作の訓練が行われています。入所者は重度化、重複化のほかに高齢化の傾向にあり、在所期間は長期化しています。ほとんどの人が自分で日常生活をすることができますが、車いす使用者は二二%を占めております。 精神薄弱者授産施設「熊本こすもす園」は、定員五十名で、授産科目はゴム靴加工とタオル縫製であります。
品目から申し上げますと、表にあります通り、強制検査をやっておりますのは、お茶、温州ミカン、花莚・畳表、野草莚、豆類、ほしシイタケ、それから水産方面では冷凍水産物、それからカン詰・びん詰であります。その強制検査をやっております検査機関は、農産物は全部政府の機関、農林省輸出品検査所がやっております。
○説明員(尾中悟君) 今御質問の中で、花莚、畳表、野草莚も例に出ておりますが、これは現在岡山県の倉敷に集合検査所を設けておりまして、そこに付近の生産者から集まりましたものを一括いたしまして、その中心地でございます倉敷でもって検査を実施しておるというのが現状でございます。
たとえば花莚のようなものにしても、その他畳表のようなものにしても、輸出し得るものは私はそこまでの検査をやるべきじゃないか。でないと、はなはだ変な話ですけれども、非常に小規模でもって生産をしておるもの、特に農業関係のものは全部がそういうようなものでないだろうか。
○藤野繁雄君 只今の御説明で大体花莚のことはわかりましたが、現在課税されているところによつて見まするというと、非常に簡単なものであつても花莚として取扱われているようでありまするが、そういうふうなことのないように、只今お話のように御検討を願いたいと思います。
○政府委員(渡辺喜久造君) 物品税はいわば一つの商品学の問題とも結び付きまして、花莚の定義というのは実は通達等も一応ございますが、今ここへそれを持つて来ておりませんですが、まあ大体常識的に考えられますところとしまして我々のほうでも考えておるのでございますが、同じ莚の中で以て相当の模様があり、或いは線でやる場合もありましようし、それこそ花のような模様もあろうと思いますが、一応そういうようなものが織り込
○藤野繁雄君 それから敷物類が従来の一〇%が五%に引下げられておりますが、この敷物類の中に花莚というものが含まれておるだろうと思います。又その花莚が現行の最低限を二百五十円から三百円まで引上げたということは尤もと思いますが、この花莚の意義についていろいろと疑問の点があるのでありますが、この花莚というものはどういうふうなものを花莚と言うか、こういうふうなことを一応お伺いしたいと思つております。
先ほどの喫煙用のライターとか或いは輸出の花莚などが、それに当るのでありますが、そういうものに対しましては物品税を安くいたしまして、成るべく安く内地で売りさばけるようにして、輸出業者の採算を助けて、そうして輸出の繁栄を図るということに持つて行く必要があると思いますので、今後の御改正につきましては、実用品、大衆品ということと並んで、輸出不適品につきまして特段な御考慮をお願いするということを希望申上げまして
敷物につきましては二十を十に下げますが、花莚につきましては、免税点を若干引上げまして一坪当り二百五十円程度にすることにいたしました。これは実用品として使われる程度のものは除外しよという考えでございます。
併し、花莚につきましては福岡県が中心産地になつております。そういう品目別に見ますと、それぞれ産地県は違うのでございますけれども、輸出検査の本来の建前といたしますと輸出港において検査をするのが建前でございます。併し実際門司から積出す場合もございますし、或いは百合根のようなものは、神戸から積出す場合もございます。
農林水産物の方、ここに挙げました、花莚、百合根、木ろう或いは木材関係というようなものについては、現在ないものでありますから、そつちの関係の出張所を設けると、こういうわけであります。
○藤野繁雄君 提案の理由書によつて見まするというと、九州で生産される輸出農林水産物は、種子、百合根、花莚、木材、木ろう、毛皮、こう書いてあるのでありますが、水産物はないのでありますか、伺いたいと思うのであります。
これは敷物の規定の中にはいろいろありますけれども、その中花莚などは周りにちよつと一本筋があつたということで、花莚ということで課税されて来る、こういう不合理があるのです。実際これは一番余計用いられますのは農村でありまして、実は東北地方に参りますと未だ疊を全然持つておらないという農家が可なり多く見受けられるのであります。こういうところで客用に何を使うかといえばこの花莚を使つておる。
○政府委員(平田敬一郎君) 花莚の中には御指摘の通り本来の花莚と見るべきものであるか、或いは単純に、比較的にむしろ茣蓙類と見るべきものであるか、確かに限界点において判断の困難なものがあるようであります。
花莚を除きますと少しどうであろうか。従いまして今申しましたように本来の意味で花莚と観念すべきじやないようなもの、茣蓙に少し手を加えまして花莚みたいなものができておる。そういうものを花莚とむしろ見ないという方向で解釈した方が、正しい解決を得られるのじやないかというようなことで、先程申上げましたように目下検討いたしておるような次第でございます。
岡山の花莚、野草莚は、先程申上げましたように十月から翌年の六月頃まで出るのであります。大体品物別にここに大まかな物だけを掲げましたのであります。そういうことでありまして、殆んど年間取扱いの品物があるわけでありまして、その品物の分量の方は、先般もちよつと申上げましたが、相当大きな金額に上るのでありまして、その大きな対象の中からこれだけの人数でやりますというと、そう沢山の檢査はできないのであります。
ただ例えば岡山のごとき花莚、野草莚を主としておりまして、これは大体半年間くらいが輸出の最盛期でありまして、ただこれもその他の期間におきましては、いろいろ整理をいたしますとか、或いはこれらの品物についての指導をいたしますとかいうことで、或いは委託によつていろいろな檢査をするというようなことも將來考えているのであります。
○板野勝次君 それで、例えば花莚等につきまして考えて見ましても、或いは「たまねぎ」等にしましても、或いは又罐詰等につきましても、一定の時期があるのであつて、その一定の時期に加工され、製造され、集荷されて來れば、それが例えば一ケ年を通じて、一ケ月幾らであるかは、予測はつかないにしても、これがふんだんに生産されて行くというものは、農産物の場合はその收穫の時期等があるので、どうしてもこれは季節的にある一定